創作/雑文/ジャズ/その他 当blog内の画像・文章等の無断転載を禁じます。(C)2017- KK All Rights Reserved


by KK

市川秀男トリオ@横浜ジャズプロムナード2008

10月12日(日)はさわやかな好天に恵まれた。
野外で演奏する人たちはさぞかしホッとしたろうと思いながら、身支度を整え、横浜へ。
昨年は桜木町で降り「みなとみらい大ホール」を目指したが、今年は関内まで。
駅から脇目もふらず、まっすぐ「関内ホール」へ。

ホール入口横に人だかりが出来ている。街角ライブだ。やってるやってると嬉しくなる。
大学のジャズ研の学生だろうか、懸命の演奏を2曲ほど聴いたあと、地階の小ホールへ。

開演20分前、約6割ほどの入りである。
前から3列目の席に腰を下ろし舞台を眺めていると、市川さんが出てきてピアノのチェック。
この方が市川秀男なのかと、そのうしろ姿、鍵盤をすべる指先に見入ってしまった。

市川秀男(p)、加藤真一(b)、二本柳守(ds)

1時間のステージで演奏されたのは5曲。アップテンポの最初の曲の、一音一音の粒立ちはっきりしたピアノ演奏に、いきなり背筋がシャキッとなる。
次いで、市川さんのMCをはさんで立て続けに3曲。それぞれ陰翳に富んだ演奏に、「フトコロの深さ」といったものが感じられる。この方、その気になれば、フリーも難なくこなすだろう。
(そういえば市川さんには故富樫雅彦氏との共演盤があるが、これは近いうちに入手し、聴いてみたいと思っている)
加えて、作曲の才も図抜けたものであることを再認識。特に、ベースをフィーチャーした「夏によせて」、美しい情感に溢れた佳曲だと思った。

ジョージ大塚のグループで世に出たのが1966年、すなわち42年のキャリアを持つこの大ベテラン、もっとその名が喧伝され、高い評価を受けていいピアニストだと思う。
[PR]
by kreis_kraft | 2008-10-16 22:57 | ジャズ